つまり、人生には自分の思い通りになることと、ならないことがあると、いう事である。
しかし体験上、思い通りならないことのほうが多い気がする。経典には次のように示されている。
この世において、どんな人にも成しとげられないことが五つある。一つには、老いてく身でありながら、老いないということ。二つには、病む身でありながら、病まないということ。三つには、死すべき身でありながら、死なないということ。四つには、滅ぶべいものでありながら、滅びないこと。五つには、尽きるべきものでありながら、尽きないという事である。

ここには、老・病・死・滅・尽は人間が避けることの出来ない永遠の真理であることが説かれている。
この道理は、私たち知らないわけではない。いな、充分に知っていて体験もしている。しかし、解っていないのである。知るということと、それが解かるということとは違う。知るということは知識。解かるという事は智慧である。智慧を賜るのが佛法者である。

私は子供の頃から、真っ青に晴れ上がった夏空を仰ぎ見るのが好きである。特に夕方、西野二上山(ふたがみやま)を背景に西に沈む、太陽の姿は見事である。太陽が西の沈む、太陽の姿が没して観えなくなっても、夕焼け雲は真っ赤に輝いている、空は茜色(あかねいろ)に。 私は、男性の平均寿命、八十一歳を超えさせて頂いた。自分の陽は、没しようとも、そこに残っているのが輝くような、そういう人生を、お念佛を申しながら全うしたい。

南無阿弥陀佛




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